西陣経錦織裂地
西陣経錦織は西陣織伝統的工芸品指定を受けた織技法の中で最も歴史ある製織技法で、主に七・八世紀の飛鳥、奈良時代に織られていたと言われております。 製織の方式としては、現代の織物に多い緯糸（横糸）で紋様を織りなす物とは全く違い、数多くの経糸（縦糸）だけで地色と模様の部分を三重に組織して紋様を織りなす現代では大変珍しい織物です。

【裂地】ができるまで

糸染め⇒　　　　　　　　　 整経：経糸を作るところ⇒ 織⇒　　　　　　　　　　　　裂地完成

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裂地の特徴

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裏に糸がとおっていない。（裏地もリバーシブルで使用できます。）
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ほつれにくい（少しの裂地でも利用できます。）
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柔軟加工により絹のしなやかさが出ます。
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裂地に腰があるので折り紙感覚で使えます。（鶴を織ることができます。）
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模様は伝統的ですが、色が鮮やかなので和、洋どちらにもマッチします。
（色柄、数百種あり、使用するものによりつかいわけができます。）
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絹織物ですので使用している間に良い風合いが出ます。
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昔から伝わってきた柄が多いため、飽きがこない。

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